2019年02月03日

『I.F.O』ありそうでなかった「LCD風ゲーム」、ありそうでなかった「挑戦的なシステム」

80年代ゲームを再現したような「レトロ風」ゲームの中で、取り上げる題材と味付けがちょっと独特というか、ありそうでなかったもの。
そんな、ちょっと独自のものが見えるので、紹介したいと思う。

I.F.O
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画面は80年代に人気を博した「LCDゲーム」を思い出す映像のゲーム。
内容は、アーケードで発売された『タイムパイロット』を思わせる全方位スクロールSTG。画面に出現する敵を倒すと次々と新しい武器を装備してパワーアップするといったもの。

ただ、LCDを摸していながらキャラの動きやスクロールはスムーズに流れるなど、あくまで当時の再現ではなく、懐かしさに浸る「レトロ風」の方向性と言える。

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タグ:Steam review I.F.O

posted by 司隆 at 15:09 | Comment(0) | Game

2019年01月27日

ゲーム配信って、80年代のゲーセンに似てるよね

時代の波に乗り遅れたな、と感じることがある。

ネットなどで話題になった当初は見向きもせず、後になって触れて、ああもっと早くから始めて話題に乗れば良かったと後悔すること。
例えば、ゲームで発売前から話題になっている新作や、ソーシャルゲームを始めとしたスマホゲームなど、私は話題になっても全く触れず、別のゲームを延々プレイして、おかげで時代の波に乗り遅れる。
まあ、そういうのを「時代遅れの人」というのだが。

そんな私が最近始めたのが「ゲームのライブ配信」。自分がプレイしている画面をネットにリアルタイムで放送して、多くの人に見てもらうこと。
歴史としては2000年代前半から始まって、PS4などのゲーム機では標準装備されるなど、誰もが自分のプレイを簡単に見せられる環境となっているが、それを今になって、私も初めて触れた。

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spread_bomb(Twitch)
Game-19XX(YouTube Gaming)

これが、私のゲーム配信場所。TwitchとYouTube Gamingを使っているが、今はまだ、こういう配信をしようという方向性は決めていないし、テストを繰り返している状態なので観覧者も数名程度。

それでも、ゲームのライブ配信を始めて思ったことがある。これって何となく、80〜90年代のゲームセンターに似ているなということ。

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タグ:Twitch YouTube

posted by 司隆 at 15:29 | Comment(0) | Game

2019年01月12日

『Sally's Law - サリーの法則』シンプルアクションゲームで味わう「親子のドラマ」

ゲームはシンプルで簡単操作、しかも低価格なアクション。Steamでそのようなゲームは数多く発売されているが、その中で「とにかくスピーディー」「破壊の快感が凄まじい」など、突き抜けた要素を持つ作品は評価され、それ以外は人の目に留まらず埋もれやすい。
そんな中で、シンプル・簡単操作・低価格アクション、しかも「感動のドラマがある」という、少し独自の要素が加わったゲーム。

Sally's Law
(日本語タイトル『サリーの法則』)
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Steamで2016年にリリースされたアクションゲームで、タブレットやスマートフォン対応したものがApp StoreGoogle Playで、また昨年はNintendo Switchでも配信開始されている。
本作は、シンプルゲームの中に独自のアクション要素と「親子の姿」が描かれたドラマがあるとして評価された。

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posted by 司隆 at 10:57 | Comment(0) | Game

2018年12月23日

『kuso』地獄の中で「クソッ!」と叫び続けろ。挫折との闘いに挑み、乗り越えた喜びを得るアクションゲーム

このゲームで闘う相手は、プレイヤー自身だ。
各ステージに設けられた数多くのトラップに挑戦し、失敗し、それでも再び挑み、抗い続け、乗り越えた先に「クリア」という報酬を得る。そのためには、何度失敗しても続けるような精神がないと続けることはできない。

もし「難しいゲームは嫌だ、優しく楽しめるのがいい」というのなら、今から紹介するゲームはお勧めしない。これはゲームの中で設けられた高い「壁」に対して抗い続け、乗り越えた喜びを得るゲームなのだから。

kuso
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映像は80年代のPC、中でも海外で広く普及していたIBM PS/2を思い出すような、簡素なドット絵で描かれるジャンプアクションゲーム。


本作は海外デベロッパー製作だが、タイトルは『kuso』。これは日本語の「クソ」が由来で、タイトルロゴもひらがなの「くそ」をデザイン化している。更に公式サイトのURLは「https://kuso.ge/」と、ずばり「クソゲー」である。

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タグ:review Steam KUSO

posted by 司隆 at 17:36 | Comment(0) | Game

2018年12月16日

自分にとっての2018年ゲーム

今年ももうあとわずかなので、私にとっての2018年ゲームについて、書いてみようと思う。
私にとって、今年印象に残ったゲームを挙げていくが、タイトルと対応機種は、2018年に「私が入手してプレイしたタイトル、およびプレイ環境」を書いているので、ご了承を。

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posted by 司隆 at 16:08 | Comment(0) | Game

2018年12月02日

『AHEGAL』制作者インタビュー・「避けるゲーム」のヒントは、ある有名RPGにあった

先に書いた記事

『AHEGAL』低価格エロゲー?の中に見える、STGの要素

で紹介したゲーム『AHEGAL』の制作者について、Steamアカウントは、

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Oppai Reveal Studios

だが、実はこの方は、私の友人であるゆにぷーま(@unipuma)氏と、Steam上でフレンドとして繋がっていた。本作のスクショをアップしていたのが作者様の目に留まったらしい。
そしてレビューで書いた通り、私もこのゲームは注目していたので、

「これはチャンス、インタビューするしかない!」

と、ゆにぷーま氏にお願いしたのが事の始まり。
といっても、私は英語を話すことができないため、私が質問を書面にして、ゆにぷーま氏が英訳、メールにてコンタクトを取る形でインタビューが実現した。

ということで、『AHEGAL』制作者とのインタビュー内容を掲載する。

ちなみに、ゆにぷーま氏はゲーム・アニメ・R-18関連に熟知されている方で、回答の中で、作品名なども全て的確に翻訳していただいた。

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posted by 司隆 at 11:51 | Comment(0) | Game

『AHEGAL』低価格エロゲー?の中に見える、STGの要素

今回紹介するゲームは、当ブログでほとんど扱わないジャンル、しかも少し特殊なものだが、私が純粋に「面白い」と思ったので、深く追求してみようと思う。

AHEGAL
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画面の背景に見える女の子を裸にするゲーム、早い話が「エロゲー」で、一見『DEEP SPACE WAIFU』のような弾幕STGという印象を受ける。

だが、本作の大きな特徴は、クリアすると女性が「アヘ顔」をすることにある。
アヘ顔とは、元々は日本の同人などで使われる性的表現、早い話が「イク時の表情をデフォルメしたもの」だが、現在では日本のみならず海外にも広まっていて、それをテーマにしたのが本作となる。


更に、価格は日本円で100円、ゲームセンター1コイン分という低価格。

といっても、Steamで100円のゲームといえばシンプルな内容、もしくは簡素で安易なものも多い。その中で「エロ」と言えば、タイトルに「HENTAI」と付いた性的画像を入れただけのゲームも多いので、その一つに過ぎないと思われてしまう。更に「アヘ顔」、これでいい印象を持つ人はあまりいないだろう。

だが、本作はそれと少し違うものを見せてくれる。

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タグ:Steam review AHEGAL

posted by 司隆 at 11:46 | Comment(0) | Game

2018年11月11日

『Heavy Burger』対戦STGとして蘇るデコゲー、全編にあふれるデコテイスト

現在、Steamで配信中のゲーム『Heavy Burger』は、デコゲーに登場するキャラクターを使った、いわゆる二次創作のゲームであり、言わば「デコゲーの新作」だ。

Heavy Burger
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海外の公式サイトによると、SteamによるPC版の他、Nintendo Switch版も配信中でXbox OneやPS4でも発売予定とのことだが、日本国内で購入できるのはSteam版のみ。

本作のモチーフとなっているゲームメーカー「データイースト」と、そのゲーム「デコゲー」について、詳しくは先の記事で紹介しているので、そちらを読んでいただきたい。

『DECO GADGET SYSTEM - デコガジェ -』
スマホで蘇る「デコゲー」と、その中に見る「DECOの遺伝子」

ここで紹介した『デコガジェ』は、スマートフォン向けのアプリだが、同様の種子を持ったゲームと言える。
それを踏まえたうえで、デコゲーと本作の魅力を語っていこうと思う。

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posted by 司隆 at 17:59 | Comment(0) | Game

2018年11月10日

『DECO GADGET SYSTEM - デコガジェ -』スマホで蘇る「デコゲー」と、その中に見る「DECOの遺伝子」

バンダイナムコエンターテイメントが、2015年4月より企業やクリエイター向けに始めた「カタログIPオープン化プロジェクト」。
過去に発売されたゲームのキャラクターや音楽などを使って、新しいゲームやネットコンテンツを作る、いわゆる二次創作が可能となるプロジェクトで、ナムコ・DECO・ジャレコの39タイトルが解放されている。
ここ数年は、80〜90年代に発売されたゲームが新たに移植・リメイク・再発売されるケースが多く見られるが、これとまた別の方向性で、過去のゲームに触れる機会となっている。

そのプロジェンとによって発売されたゲームの一つが、今回紹介する『デコガジェ』である。

DECO GADGET SYSTEM - デコガジェ -
‎App Store / Google Play

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本作は、iPhoneやAndroidなどの携帯端末向け配信されたアプリ。価格は基本無料で、ゲーム画面に表示される広告や、少額で販売されるキャラクターなどの追加コンテンツが収入源となっている。
内容は、80〜90年代に活躍したゲームメーカー「データイースト」のアーケードゲームをモチーフにしたミニゲーム集で、現在は第1弾『ねこ・ザ・パンチ』のみ遊ぶことができる。
このゲームは、いたるところに「デコゲー」の要素が見える、それが大きな魅力と言える。

デコゲーとは?
データイーストは、「Data East Corporation」の略称「DECO(デコ)」の呼び名で知られるゲームメーカー。DECOが制作したゲーム、中でもアーケードゲームは、やたらと男臭いキャラクターや独特の世界を描いたものが多く、熱烈なファンの間では、その独特さを語る意味で「デコゲー」と呼ばれていた。
その中で、今回の『ねこ・ザ・パンチ』は、1990年にアーケードで発売された『トリオ・ザ・パンチ』がモチーフとなっている。このゲームはキャラクターやゲームの世界が異常とも言えるもので、デコゲーが見せた「独特の世界」を語るタイトルの一つとなっている。

ストアページの情報によると、今後アップデートによってゲームが追加予定とのことで、そのタイトルとして、
  • 羊の工場(トリオ・ザ・パンチ)
  • イライラ・クウガ(空牙)
  • スピンニンジャ(ダークシール)
が挙げられている。
ただし、バンダイナムコの「カタログIPオープン化プロジェクト」によって制作されたゲームは、配信期間が2020年3月までと定められている。つまり、本作もあと1年ほどしか遊ぶことができないので、デコゲー好きならすぐストアページに行ってダウンロードをお勧めする。

これを、デコゲーで使われたセリフを借りて言うならば、

「分かったか!?分かったらさっさと行け!!」

である。

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posted by 司隆 at 21:19 | Comment(0) | Game

2018年10月14日

『Solid Aether』STGで「弾幕を、アートする」

今回紹介するのは、縦スクロールタイプのSTG、中でも、画面いっぱいに撒かれる弾を避けることがメインの、いわゆる「弾幕STG」と呼ばれるゲーム。

Solid Aether
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だがこのゲームで、武器はノーマルショットのみでパワーアップが無い、更にボムも無い。それどころか、プレイヤーも敵もボスもキャラクターは全て四角形のみ、映像はモノクロで、ゲーム中はスコアや残機など情報の表示も一切無し。

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画面に見えるのは、白い背景の中でうごめく四角形のキャラクター達、その「動き」のみで全てを作り出すという、究極なまでにストイックなゲーム。
それだけで作り出されたものはSTGと言えるのか、そこで楽しむ要素はあるのだろうか。

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posted by 司隆 at 19:08 | Comment(0) | Game