2007年10月28日

サンフランシスコ・ブラック・ベル

 入院中、携帯アプリでダウンロードして面白かったゲームについて書いてみようと思う。
 プレイしたのは、携帯アプリのメーカーであるアルティから出ている、「ミステリー・セレクション」の一つ。

サンフランシスコ・ブラック・ベル

 レビューを書いてみたら長くなったので、項目ごとに分けてみた。

J.B.ハロルドとは
 昔のPCゲームで人気のあったシリーズ「J.B.ハロルドの事件簿シリーズ」。
 これは、アメリカのリバティタウン警察署に所属する刑事、J.B.ハロルドが、殺人事件の捜査をして解決していくという、ハードボイルドミステリーアドベンチャー。
 ミステリーとして次々と新しい展開を見せてくれるシナリオ、J.B.ハロルドという、ハードボイルドのキャラクターを確立したことなどで根強い人気を持っていた。
 当時PC版として出ていたのが、
マーダークラブ
マンハッタンレクイエム
キス・オブ・マーダー(マンハッタンレクイエムのアナザーストーリー)
D.C.コネクション
ブルー・シカゴ・ブルース

なのだが、その続編が、携帯アプリとして現在、
シアトル・パープル・ヘイズ
サンフランシスコ・ブラック・ベル
孤立する死者 -BOSTON SOLITARY CORPSE-

の3作品が出ている。
 ちなみに旧作品も、携帯アプリ版が出ている。

 その1つをプレイしたわけだが、最初は正直なところ、どうせ携帯ゲームなどと期待していなかった。
・・・が、かなり面白かったw

ストーリーについて
 それでこの「サンフランシスコ・ブラック・ベル」だが、まずゲームのキモと言えるストーリーについて。

 始まりとしては、サンフランシスコで、上院議員であるエドワーズが殺人事件の容疑で逮捕され、その捜査にJ.B.ハロルドが依頼を受け、サンフランシスコに乗り込むというもの。

 捜査として聞き込みをしていくと、様々な人間関係や、意外な人物が意外なことに関わっていることが少しずつ見えてくる。
 さらに進めていくと、この事件に、アメリカにおける社会問題が大きな背景として見えてきて、その中でまた新しい事件が起こり、タイトルにもなっている「ブラック・ベル」とは何の意味かがゲーム終盤で明らかになり、そして事件は終結を迎える・・・

 と、ミステリー、ハードボイルドという、シリーズの流れをそのまま引き継いだものになっていると思う。

ゲームとして
 ゲームとしての大まかな流れは、各場所にいる登場人物から聞き込みをして、証言や証拠品を集めて進めていくわけだが、質問内容など、全て決まったコマンドを選択していき、場面によって特定の質問をすれば何か反応したり、次の行動を起こすことがある。このことを「フラグが立つ」と言われる。
 でもこれは、フラグを立てるために全コマンド総当たりで入れていけば最後まで行けるわけで、推理よりも作業でクリアできるという、このゲームの特徴でもあり欠点にもなっている。

 それでこの携帯アプリ版は、システムについてもそのまま引き継いでいるが、私がレトロPC時代に比べて良くなったと思える点をざっと挙げてみると、

フラグが立てば画面にインジケーターで表示される。
同じ質問を2回しないとフラグが立たない条件は無くしている。
新しい証拠品などが出てきたら、誰にどの質問をすべきかがある程度特定できる、つまりフラグを立てる順番がさらに整理されている。
人物が移動したり、新しい事件が起こったり、かなり頻繁にイベントが起こる。

 これがあるため、当時のものよりプレイ時間も短くなっているが、格段に遊びやすく、ストーリー展開を楽しめると思った。

総合的な感想
 ということで、私の感想としては、様々なところでJ.B.ハロルドシリーズをそのまま引き継いでいて、さらに改善が(携帯ゲーム向けにとも言えるが)されている、J.B.ハロルドシリーズに夢中になったファンにとって、満足のいくゲームだと思う。

 それにしてもこのゲーム、携帯アプリのダウンロード販売だからこそ、昔のシステムそのままで出すことができたんだろうなあって思う。
 携帯アプリ、意外とあなどれんなあ・・・、と思ったし、このシリーズの他のゲームも、ダウンして遊んでみたいところ。




posted by 司隆 at 08:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | Game
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