2018年08月14日

『ダライアス』で味わった「独り占め」の喜び

アーケードから30年以上、移植版から2年経って今更ではあるが、私にとっての思い出を含めて書いてみたいと思う。

アーケードアーカイブス ダライアス
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タイトーから1986年にアーケードとして発売された、横スクロールタイプのSTG。

モニター3台を使った巨大なスクリーンと、海洋生物を摸したメカニックなキャラクターや巨大なボスがが登場する映像、重低音が響き渡る音楽などが魅力のゲーム。
今まで家庭用ゲーム機で何度か移植されてきたが、1画面にまとめたものが多く、3画面の再現は容易ではないことを物語っていたが、2016年にPS4用として、初めて3画面を再現したタイプが発売された。私にとっても、待ちに待った移植である。

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写真の筐体は、「ゲームセンターCUE 奈良三条店」にて、2011年に撮影したもの
アーケード版の大きな特徴はもう一つ、巨大なキャビネット型の専用筐体で、この中に3画面スクリーンと、座席はゲーム中の低音に合わせて振動するボディソニックが備わっている。ゲームセンターにこれが置かれた時は、もの凄いインパクトだったことを覚えている。
このゲームに限らず80年代後半の時期は、セガの『スペースハリアー』『アウトラン』といった「体感ゲーム」と呼ばれるものなど、大型筐体のゲームはブームと言えるほど数多く発売され、『ダライアス』はその中の一つだった。

でも私にとって『ダライアス』は、他の大型筐体や体感ゲームとは違った感覚があったと思っている。

大型筐体の方向性

大型筐体のゲームの中で、『アウトラン』はハンドルを回せば筐体が左右に動く、『スペースハリアー』は操縦桿で前後左右に動く、操作と共に自分の体が動くのが体感ゲームの特徴で、まるで車やコクピットに乗っているような臨場感を楽しむ。例えるなら、テーマパークのアトラクションに近いものがあった。
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でも『ダライアス』は筐体の動きではなく、巨大スクリーンと音楽、ボディソニックの座席などを使って臨場感を持たせる、例えるなら「映画館」のようだった。それが筐体の中で包み込まれるように味わえる、まるで空間を独り占めするようで、ゲームに「浸る」ことができた。

体感ゲームは「楽しむ」、タイトー3画面筐体ゲームは「浸る」、両者は全く違う方向性で楽しませてくれたと思う。

それが今は、大型モニターとサラウンド環境があれば、3画面スクリーンやサウンドなどが再現できて、あの時の「空間独り占め」と「浸る」感覚味わえる。これは完全に、映画館とホームシアターの関係と同じだと思う。

80年代の当時、リアルタイムで『ダライアス』という感動を味わったこと、30年経った今でも変わらず、むしろ今だからこそ再現が可能になってまた味わえたことにも、感動を覚える。



タグ:darius

posted by 司隆 at 14:02 | Comment(0) | Game
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