2007年06月25日

蒼海訣戰

 これについて書こうかなあ、どうしようかなあと、ずっと思っていたのだけど、やっぱり「面白いものは面白い」ということで、こちらでもレビューって感じで書いてみようと思う。

蒼海訣戰 第3巻 (3)
「蒼海訣戰」
(納都 花丸 著/一迅社)

 このマンガの作者は、もともと成人マンガや同人を描いていただけに、絵柄もその系統だとか、連載されているのがアンソロジー系の作家が多い雑誌だとか、そもそも主人公が「ネコミミの男子」だとか、いろいろとオタ系を感じさせる要素が多いのだが、実際はかなり硬派。

 内容は、水軍の士官学校を舞台にした物語。主人公の真清は「追那人」と呼ばれる、動物の耳と尻尾を持った人種で、そんな特別な容姿のため、周りからの差別を受けながらも、軍人を目指していくという、若者の姿が描かれている。

 そんな中にも、追那人は特殊な能力を持っているなど、大正時代あたりの日本を感じさせる戦記物でありながら、ファンタジーの要素も含んでいる。
「時代戦記もの」「ファンタジー」「ネコミミ」と、はっきり言って全く合わない要素だが、以外と上手く組み合わせているように思う。

 まあそう言いつつ、実は私も、最初見た時は相当ぶっ飛んだがw

 さて、私の感想、現在出ている1〜3巻までを読んだ時点のものだが、すでにいろいろな要素を盛り込んでいるのは、確かにいろいろ期待をさせられる。
 例えば、「軍人を目指す夢を持った若者」「友情」「兄弟の絆」「軍事戦略を見せる場面」「追那人が持っている秘密の力」「軍が研究しているG動力計画」など。

 だが、その要素が一度に出過ぎていて、一つ一つが薄く感じられるというのが、正直な感想でもある。

 でもその反面、これから先、これらの要素の一つ一つを掘り下げていってくれるだろうか。といった期待もあるので、これから読んでいきたいマンガの一つでもある。


 というわけで、実は私、この作者をかなり前から知っているわけで。ファンタジー系のイラストとかも好きだった。
 それだけに、最初これを見て「えーこの人がこんな硬派なものを!」というのが率直な感想。それだけに、かなりの気合いを感じながら読んでいた。

 それが結構長期連載しているので、そういう意味でもうれしいなって思っている。




posted by 司隆 at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | Book / Comic
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