2017年10月22日

Steam豆知識 4・Steamコントローラー設定「4・8方向操作」編

この記事も含めて、Steamに関するまとめはこちらLink


Steamでゲームをプレイする時、ゲームパッドのアナログレバーでアクションやSTGなど4方向・8方向操作を行うと、レバーの角度が少しずれただけで意図としない方向に動くなど、操作が困難になることがある。
ゲームによっては設定でレバー調整ができたり、操作しやすいデジタル入力のパッドやアーケードスティックを使う方法もあるが、Steamクライアントに装備されている「コントローラー設定」で、ある程度解決することもできる。
そこで今回、アナログレバーで4方向・8方向操作をする場合の設定について、書いていきたいと思う。

ここで紹介するゲームは、先日発売されたばかりのアクションゲーム『平安京エイリアン』。
80年代アーケードゲームのリメイクで、オリジナルを大胆にアレンジして爽快なアクションゲームとして復活した、・・・と、レビューはまた次の機会に書くとして、アナログレバーでは角で勝手に曲がるなどの誤操作があるので、このゲームでのコントローラー設定を紹介する。

『平安京エイリアン』のコントローラー設定

まずゲーム中、メニューやプレイ中などいつでも、キーボードの「Shift+Tab」を押すと、Steamの「オーバーレイメニュー」が表示される。
20171022-05.jpg
このメニューを表示している時も、画面の裏でゲームは進行しているので注意。
ここで「コントローラー設定」を選択すると、
20171022-01.jpg
この画面でコントローラーに関する細かい設定が可能になるので、左レバーを選択して、各項目を、
20171022-02.jpg
  • 入力スタイル:十字キー
  • 上下左右それぞれにデジタル入力の4方向(DUP・DDN・DLT・DRT)を割り当てる
  • レイアウト:「オーバーラップのある放射状レイアウト」を選択

基本的にはこれだけで、初期値よりも操作しやすくなると思う。

この応用で、右レバーを、
  • 入力スタイル:十字キー
  • 上下左右それぞれにY・A・X・Bボタンを割り当てる
  • レイアウト:「オーバーラップのない放射状レイアウト」を選択
に設定すると、このゲーム独自に装備された「eスポーツモード」を左右のレバーで操作できる。

こんな感じで、Steamコントローラー設定では多くの設定項目が用意されているので、ゲームに応じてカスタマイズすることで、プレイヤーにとって最適な環境を作ることもできる。

他の項目について

ここでは、レバーに設定する「入力スタイル」「レイアウト」など、各項目の詳細について書いていきたいと思う。

入力スタイル
レバーを4・8方向など、様々なスタイルにする。
20171022-09.jpg
  • 十字キー
    4方向操作キーとして動作する。
  • ボタンパッド
    仮想ボタンを作る。詳細は後述。
  • ジョイスティック移動
    通常のアナログレバー操作。
  • ジョイスティックマウス
    レバー操作でマウスカーソルを動かす、ポインティングスティックとして動作する。
  • スクロールホイール
    レバーを時計・反時計回りに動かすことで、マウスホイールとして動作する。
  • マウスリージョン
    レバーを「傾けた角度だけカーソルが動く」マウスとして動作する。

レイアウト
入力スタイルでに基づいたレイアウト設定。中でも「十字キー」を選択した場合。
20171022-03.jpg
  • オーバーラップのある放射状レイアウト
    斜め入力を含めた8方向。
  • オーバーラップのない放射状レイアウト
    斜め入力を認識しない4方向。
  • アナログエミュレーション
    デジタル方向キーでもアナログスティックの信号として送信する。
  • クロスゲート
    基本は8方向だが、斜めより上下左右を優先する。

項目の中で「オーバーラップがある・ない」は、斜め入力を検知する・しないの違いで、入力範囲が下記のようになると考えればいい。
オーバーラップありオーバーラップなし
20171022-07.jpg20171022-06.jpg

オーバーラップがある場合、斜め入力の範囲を「Overlap region」で調整可能で、最大は斜めが入りやすい〜最小だとほぼ斜め入力なし。
クロスゲート」は確認したところ、斜め入力は可能だが「オーバーラップあり+Overlap regionを最小に設定」とほぼ同等と思われる。

先に書いた『平安京エイリアン』は4方向操作のゲームだが、角を曲がるのは斜め入力が有効で、4方向では思い通りに動かない。どちらが有効かはゲームによって違うので、実際に試して使いやすい形を選ぶのがいいと思う。

他の項目
それ以外の項目について、レバー調整や別の機能を持たせるなど、知っておくと便利。

  • デッドゾーン
    アナログスティックが反応しない範囲。少し傾けただけで動いてしまう場合は高く指定する。
  • モードシフト
    特定のボタンを押している時だけ別の機能を持たせる、キーボードのAltキーのような役割が可能になる。

Steamコントローラー専用の設定
20171022-08.jpg
入力スタイルで「ボタンパッド」を指定できるが、これはValveから発売されているコントローラー「Steam Controller」のパッド上に仮想ボタンを作るもの。
その設定項目は次の通り。

20171022-04.jpg
  • ボタンの半径
    ボタンの大きさを大きくする・小さくする
  • ボタンの距離
    ボタン同士の距離を広げる・縮める
    半径と距離によって、斜め入力による2ボタン同時押しの可・不可や、その範囲を指定できる。
  • ハプティクスの強度
    パッドが振動する強さ
  • クリックが必要
    パッドをクリックしないと動作しない・触れるだけで動作を選択

これはアナログレバーに設定も可能だが、Steam Controllerのパッドで効力を発揮する。

検証方法

ということで、Steamコントローラー設定についてまとめてみたが、これを検証するのに「8方向に移動できて時間的制約もないゲーム」を探しても、最適なものが見当たらない。そこで執った手段が、
20171022-10.png
自分で8ビットパソコン・PC-8801用のプログラムをエミュレータ上で作成して、Steamの「非Steamゲームを追加」で立ち上げるという方法。
無茶なことではあるが、おかげで詳細な検証ができた。

今回は4・8方向操作に限って書いてみたが、入力スタイルは他にも「アナログレバーの調整」と「アナログレバーを使ったマウス操作」などがある。
これらもいずれ書いてみたいと思うが、今のところ、検証に最適なゲームや、PCエミュレーターでアナログ入力を受け付けるものが見当たらないので困っている。
この機会に、VBなどを使ってプログラミングの勉強をしてみようかとも考えているが、これを読んでいる方で、もしいい方法があれば、教えていただけたら幸いということで。

タグ:Steam

posted by 司隆 at 10:22 | Comment(0) | Game
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