2017年04月16日

Mastodonに思う「パソコン通信の可能性」

数日前からネットで話題になっているSNS『Mastodon』について。

Mastodonとは、1発言ずつ書き込んでいくスタイルのSNSという、基本はTwitterと同じだが、1発言500文字まで、発言ごとに公開・非公開を設定可能など、機能的に異なる点も多い。
それとは別に、運用スタイルが今までのSNSと大きく違うため、新しいSNSの形として「ポストTwitterになるのでは」と言われている。

20170416-01.jpg

mastodon.social - Mastodon

このアドレスは「Mastodonの制作元」という言い方が妥当だろうか。Mastodonはシステムに過ぎなくて、このアドレスの場所でアカウント登録はできない。

始める場合は、まずどこかサーバーを決めてアカウント登録するが、現時点で日本のユーザー数が多いサーバーは、この辺。

mstdn.jp (日本で個人が設立したサーバー)
pawoo.net (日本の企業、pixivが運営するサーバー)

TwitterやFacebookなど大手SNSでは、ルールや運用スタイルが運営側の方針に基づくし、あくまで「企業の運営」なので広告も出る。でもMastodonは個人や団体など誰もが独自にSNSを立てることができるので、広告が出ないことや特定のルールにとらわれないものを作ることが可能と、これが最大の特徴らしい。

・・・などと説明しても正直、言葉ではピンとこないと思うし、私も実際に始めるまでは意味が全く分からなかったので、興味があればまず始めてみるのがいいと思う。

また、私がmstdn.jpで制作したアカウントがこちら。

20170416-02.jpg

つかさん / 司 隆 - mstdn.jp

でも、とりあえずアカウントを作って、知り合いをフォローさせてもらって、何か書いて様子を見るという、とりあえず始めただけの状態。

SNSはパソコン通信になる?

Mastodonとは何なのか、実際触れてみて分かってきたけど、正直、Twitterと全く同じ使い方をするのならTwitterで十分なので、今のところ利用価値が見えない。

でも、これで思ったことがある、それは「昔に戻るかもしれない」。
Mastodonの普及次第では、80〜90年代に電話回線で行っていた時代のネット「パソコン通信」のスタイルに戻るのでは?ということ。

Mastodonは個人でサーバーを立てて運用できるので、例えば「特定の趣味を持った者だけ」など独自のルールを持った場所や、少人数でTLを楽しむための小規模サーバーも作ることもできそう。
それは現在もSNSのコミュニティでできるけど、Mastodonなら「コミュニティ自体もSNSのルールに管理される」という枠を越える、それはトラブルの可能性も持っているけど、「自由」というスタイルは面白い。

もしそんな感じで、

Twitterなど大規模SNS | 小規模のローカルMastodon

という棲み分けができたら、パソコン通信時代の

NIFTYなどの大手ホスト局 | 個人で設立した「草の根BBS」

という棲み分けと全く同じで、インターネットが普及してSNSというものが広がって、どんどん新しいものに変わっていった行き先が20〜30年前のスタイルという、時代の逆行が面白いと思った。

でもこれって、パソコン通信時代を味わった者による想像に過ぎず、本当にそうなるか、そもそもできるかは分からない。でもそういうスタイルが確立されたら、ローカルを活かしたネットの使い方や楽しみ方ができると思うし、Mastodonを利用してみたいと思う。
それまでは、とりあえず様子を見ていくことになる。

タグ:MASTODON

posted by 司隆 at 14:14 | Comment(0) | Internet
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