2014年07月22日

ミコとアケミのジャングルアドベンチャーについて

 これも含めたレトロPCの記事について、まとめはこちらLink


 先の記事で書いた、PC-8801mkII付属のゲームで、ジャングルアドベンチャーについて。

PC-8801mkII添付ゲーム・ジャングルアドベンチャー

 このゲームは、システムソフトから1984年に発売されたアドベンチャーゲーム「ミコとアケミのジャングルアドベンチャー」と関連が強く、ここから映像などの一部が使用されている。
 そこでこのゲームについて、調べたり聞いた情報をまとめてみた。

ミコとアケミとは

「ミコとアケミのジャングルアドベンチャー」は、ミコとアケミという2人の女の子がアフリカに旅行中、飛行機の事故で草原に取り残されてしまったという、PC-8801mkII添付のものと大筋の設定は同じだが、添付版はただの迷路に対して、こちらの製品版は、コマンド選択型の本格的なアドベンチャーゲーム。

 当時のパソコン雑誌「マイコンBASICマガジン」に添付の「スーパーソフトマガジン」で、山下章氏のコーナー「チャレンジADV」に紹介されたので、当時の読者で知ってる方も多いと思う。

参考:マイコンBASICマガジン年鑑−1984.5目次
ALL ABOUT ベーマガより)

 でも、私はこのソフトを未所有で未プレイのため画像は無く、紹介できるのはこの攻略動画くらい。


ミコとアケミのジャングルアドベンチャー 完全攻略(前編)
(ニコニコ動画)

 PC-8801mkII添付のソフト制作もシステムソフトが担当したと思われるが、スタッフまで同じかは分からない。
 PC-8801mkII本体の発売は1983年11月、ミコとアケミの発売は1984年3月。2つの発売時期が近いので、ある程度平行して制作されたのではないかという予想。

 この辺があるため、当時から「ミコとアケミのジャングルアドベンチャーがパソコンに添付されていた」とか「添付されているのはミコとアケミの簡易版」と認識されている事が多く、私自身も、ベーマガの記事を読むまで添付版と製品版は全く違う事を知らなかった。

20140722-08.png
 でも今回のプレイで確認すると、添付版のキャラクターは「2人の女の子」としか書かれていないなど、ミコとアケミという文字は一切出てこない。ストーリーさえも全く別という形らしい。
 この事は、私も今回の再プレイで改めて知った。

ミコさんとアケミさん?

 また、このゲームについて、実際に語られた動画がある。

樺島正博・日本のデジタルデザインの軌跡(覚田義明)
(YouTube)

 Web企業のセミナー用として収録しているムービー集だが、その中にシステムソフトの元社長、樺島正博氏のインタビューがあり、設立から80年代にゲーム開発をしていた時期の話も多く語られている。
 その中でもこの動画。


 樺島正博物語1982年

 この13:25あたりでゲームの話が出てくるが、主人公であるミコとアケミは、九州大学の学生だったミコさんとアケミさんが制作されたからという事で、「確か、2人のうちどちらかは現在、IBMジャパンの副社長」と発言されている。

 これについて調べたら、レノボ・ジャパンの前社長、渡辺朱美氏の事だった。
 この辺は、私がTwitter上で調べている事を語っている時に、関係者の方から詳しい話を伺う事ができた。

ゲームと情報と人と

 このゲーム、レトロPCゲーム配信サイトのプロジェクトEGGなどでも、現時点では配信されておらず、当時のものを所有しない限りプレイ不可。
 今となっては、当時購入して触れなかったのは実に悔しい。

 そんな未プレイながら、調べれば実にたくさんの事を知れたり、人と繋がるきっかけにもなった。

 ネットの情報網と共に、ゲームは「人」が作っている、だからゲームを知る事は、人を知る事になるんだなと、当然の事だけど改めて実感できた。
 今回は色々な面で、実に楽しんで書く事ができた



タグ:PC-8801 retropc

posted by 司隆 at 10:38 | Comment(0) | Game
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