2014年05月31日

幻想ギネコクラシー・体力削られるマンガ

 最近読んだマンガ。

幻想ギネコクラシー 1
幻想ギネコクラシー 1
(沙村 広明 著 / 白泉社 刊)

 沙村広明が描いた1話完結の短編集で、そのほとんどはギャグマンガと言っていいと思う。
「言っていいと思う」という微妙な表現、沙村氏のマンガを読んでいたら意味がだいたい通じると思う、要はいつものアレだ。

 掲載作品のほとんどは、白泉社のWebマガジン「楽園」に掲載された、1話6ページの超短編。
 タイトルの「ギネコクラシー」とは「女性上位・女権政治」の意味との事で、確かにほとんどのエピソードで主人公は女性だが、内容は全くそれにそぐわない。
 この辺も、沙村氏相変わらずのノリだなと。

 内容は、シリアスな絵で凄まじい方向性のギャグを見せる、沙村氏独自のセンスで描かれたものだが、それが6ページという短い中でギャグとエログロを入れているので、その圧縮率と密度がもの凄い。

 各話、最初の1ページ目で軽くショックを受けて、各話の最後で大きなショックで倒れそうになって、立ち直って続きを読む、これを繰り返しながら読んでいた。
 それくらい、1話1話読むのに、本当に体力がいる。

 また、巻末に書かれている文章、作者による後書きは、いつもよりずいぶんまじめな口調だなと思いつつ、やはりどこか別方向に筋を通している作者の一面を見る事ができたり、色々と楽しませてくれる一冊。

 実はこれ、入院中にAmazonで購入したもので、半分くらいまで読んでいたが、今になってようやく読了。
 そこで思ったのは、やはり、入院中に読むマンガではないなとw。いや、そんな事は分かっていたのに買ってるし。


posted by 司隆 at 09:56 | Comment(0) | Book / Comic
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]