2014年02月11日

KAMI・リアルな感触のあるパズル

 パズルゲーム。

 コンピューターゲームでのそれは、テトリスやぷよぷよなどに代表される、アクション要素が入ったものも多いが、純粋にパズルを解くだけのものもある。
 暇つぶしであったり、ちょっとした頭のトレーニングとして軽い気持ちで始められて、じっくり時間をかけて解くそれらのパズルには、時間を忘れさせる楽しさがある。

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KAMI(メーカー公式ページ・海外)
State of Play(メーカーサイト・海外)
Steam版 / iOS版 / Android版

 現在、SteamとiOS、Androidなどで配信中のパズルゲーム「KAMI」はそんな、純粋にパズルのみを手軽に楽しむゲーム。
 私はSteam版をプレイしたので、それについて書いていきたいと思う。

シンプルで手軽なルール

 海外メーカーのゲームだが、タイトルとなっている「KAMI」は、日本語の「紙」、中でも和紙や折り紙をイメージして作られている。
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 操作は、画面下をクリックして折り紙を選んでから、画面内の折り紙をクリックすると、押した場所と同色の紙だけ入れ替わる。というより「塗り広げていく」という表現の方がイメージできると思うが、それによって画面全て同じ色にすればクリア。
 また、画面右に各面で決められた手数が書かれていて、その数もしくは+1までにクリアするのが目標。

 要は「決められた手数以内に全て同じ色にする」と、ルールは至ってシンプル。

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 ただし、この面のように違う色の紙が何重にも連なったり境界線のように遮っているものがあり、先にどこから塗れば一度に色を変えられるか・・・。と、そこがパズルとして考えていく所。

 また、画面右端にはやり直しとヒントが出るボタンがある。やり直しはいくらでも可能、ヒントは1日3回までだが、大きな制限も無く手軽にできる。

魅力は「パズル」と「紙の演出」

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 ゲームは「元祖紙パズル」と書かれたクラシック、プレミアムと書かれた2モードで、クラシックはA・B・C・・・のセット×各セット9面の構成。
 セットで区切れている9面は、ゲームとしての区切りと共に、ある程度の形でまとめられている。例えば、

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 画面はCセットの1面。ある程度プレイして慣れればすぐ解ける。

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 次が2面。1面よりわずかに色が加わっただけ。これだけで少し解法が変わる。

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 そして3面、また少しだけ変わる。

 こんな感じで、面を進めるごとに少しずつ変わって少しずつ難しくなるが、9面で一区切り。
 ちょっと変わるだけでまた新しい解法が必要になって考えていく、そんな所に面構成の幅の広さや、パズルとしての楽しさが見える。


 そのパズルを楽しませてくれる、もう一つの大きな要素となるのが、タイトルにもなっている「紙」を見せる演出。

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 メニュー画面では琴を主旋律とする音色が流れ、面を選ぶと紙をめくる音と共に始まる。
ゲーム中は色を塗る時、パタパタとたくさんの紙が折られながら広がっていく、そしてクリアすると、画面全体が紙のように折られる映像。

 ゲーム全編にわたって、古都を思わせる世界の中で、折り紙が折られていくその動きに、本当に紙の感触があるような気分になれる。

コンピューターに見えるリアル

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 前述した通り、ゲーム自体はあまりにシンプルというか単純なのに、パズルとしての工夫や、本物の紙を見せようという演出がある。いかにもコンピューターだからできるゲームだが、その中に見えるリアルな感触。
 コンピューターとリアルの両方で楽しませてくれる。それがKAMIの魅力だと思う。

 それが私の感じた事だが、別に、難しい事は考えずに手軽な暇つぶしでも、じっくり時間をかけて考えて解く楽しさを味わうのも自由。
 でもそれは、演出とパズルの工夫で楽しませる、見せ方が素晴らしいからこそ実現できたものだと思う。



タグ:Steam review kami

posted by 司隆 at 18:41 | Comment(0) | Game
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