2013年10月11日

スクウェアPCゲームに触れる・1:THE DEATH TRAP

 1984年。
 私が当時、このゲームに触れたきっかけは何だったろう。

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 パソコンゲームは、80年代前半頃からブームのように数多く出始めた、まさに黎明期。
 その中で発売されたゲームのタイトルは、「THE DEATH TRAP」。

 パソコン雑誌での触れ込みはどこも、
  • 新メーカー、スクウェアの第1弾
  • ハードボイルドミステリーアドベンチャーゲーム
  • フロッピーディスク3枚組のボリューム
 というものだったが、中学生だった私は特徴より、とにかく新しいパソコンゲーム、特に好きだったアドベンチャーゲームに一度は触れたい気持ちだったような気がする。


 と言う事で、先日の日記で書いた、スクウェアの初期PCゲームを復刻したソフト。
CLASSIC PC-GAME COLLECTION・スクウェアの基礎を見る

 これに入っているゲームの一つ、「ザ・デストラップ」について書いてみようと思う。
 また、この記事も含めて、まとめはこちらLink

アドベンチャーゲームの基礎と発展系

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 主人公は国家の要請で、ゲリラによって敵国に拉致された人物を救出するスパイ活動を行う、ハードボイルドタッチのストーリー。

 ゲームのタイプは、コマンド入力式のアドベンチャーゲーム。
「OPEN DOOR」など、キーボードで直接単語を入力して進めていくもので、場面によっては特定の単語や、道具を所有しないと通過できないなど、単語や解法を探る。そこが名前通りのアドベンチャー(冒険)と言える要素。
 初期のゲームは「OPEN」「LOOK」など英語しか使えないものが多く、その英単語を辞書片手に探すのも楽しみの一つだったが、このゲームは英語・日本語(カタカナ入力)の両方が使えたり、機能面に優れていた。

 その中で、私がよく覚えていたのが、この場面。
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 ゲーム序盤、行こうとする主人公の前に、恋人が立ちはだかる。
 ここではコマンド1つ入力するだけだが、「恋人を納得させるにはこれしか無い」と、一発で通過できた記憶がある。
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 中学生だったが、映画やマンガでそういう場面をよく知っていたからだろうか。
 そんな、妙な事を思い出した。

 このゲームの特徴は、フロッピーディスクは1枚でも大容量と言われた時代に3枚組の驚異と言えるボリュームだが、更にそのシナリオに分岐があった事。
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 特定の場面で分かれ道のようなものがいくつか存在して、そこでどちらを進むか、どういう行動を取るかで、その後のルートが分かれる。
 分かれた道によって、エンディングも複数存在する。一度では終わりでは無く再度遊べる事、分岐の場所を探る事、そんな楽しみもあった。

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 アドベンチャーに限らず、この時代のゲームではよく「特定の場面で選択を間違えると、その後突破不可能」のトラップが存在する。デストラップもその一つというか、特にそれが多く見られるゲームだったと記憶している。

 今で言えば不親切なシステム、むしろやり直さなくていいシステムは後に出てきたものだが、頻繁にセーブして何かあればセーブポイントに戻る、場合によってはやり直すなど、不親切こその緊張感や攻略もあったと言えるだろうか。

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 また、重要な要素の一つなのが、マニュアル。
 場面によっては意味が分からない、どうすればいいか分からない事があるが、実はマニュアルにちゃんと書かれている事が多い。
 と言いつつ、この原住民の言葉がマニュアルに書かれているのは、私も後で知ったのだが。

 このソフトには当時のマニュアルも復刻として入っているが、それは記念としてだけではなく、それだけ重要なものとして添付しているのかも知れない。

基本と独自のものと

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 当時からもう30年近く経ってからの再プレイだったが、今回思った事。

 各場面でコマンドや道具を駆使して通過方法を探るという、アドベンチャーゲームの基本に忠実ながら、英語・日本語両方のコマンドが可能という機能性、規模の大きさ、ゲーム中の分岐など独自のものを持っている。
 そんな、基礎がしっかりした上で優れたゲームだと、改めて思った。

 また、今回は不本意ながら、攻略サイトを若干見ながら、いくつかのルートを確認した。
 エンディングは2種類とも見ているが、ルートの中には覚えが無いものもあった。懐かしさや当時を思いだすだけではなく、当時見れなかった新しいものも見る事ができた。

 復刻のおかげで、そんな様々なものを改めて見る事ができたと思う。




posted by 司隆 at 12:42 | Comment(0) | Game
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