2013年10月09日

A.R.E.S.・難易度と爽快感が両立したゲーム

 先日、Xbox Liveアーケードでまた熱いゲームを楽しんだので。

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A.R.E.S. Extinction Agenda EX
開発元:Extend Interactive(所在地:タイ・バンコク)

 横スクロールを主としたジャンプアクションゲーム。
 プレイヤーはショットの武器と2段ジャンプ、スライディングなどの技を持ち、それを駆使して敵を倒し、突破していく。
 余談だが、開発はタイのバンコクにある会社で、そんな国のゲームも遊べるXBLAのグローバル感は凄いと思う。

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 プレイヤーが操作するキャラクターは、スタンダードなジャンプ操作とスピード重視のAres、ホバーによる空中浮遊とパワー攻撃のTaurusと2種類あるが、ジャンプのタイミングに慣れない人はTaurusを選ぶのもいいと思う。

 ゲームとしては、ジャンプやショットの位置とタイミングが全て。BGMも1面はPSGの音源と混ぜたようで、様々な面で過去のアクションゲーム、特にカプコンの「ロックマン」シリーズを意識しているようで、始めた時はそっくりな印象を受ける。

 その中で、鉄の臭いがする重々しさを持ったグラフィックなど、ハードな世界を見せてくれる。

パワーアップシステムについて

 だが、このゲームで最も重要なのは、過去のアクションゲームを彷彿とする点より、パワーアップシステムにある。
 ゲーム中にコントローラーの[< BACK]ボタンを押すと、このような画面が出る。

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 ゲーム開始時はほとんどがロックされているが、これを解除して使用可能にすればパワーアップする。
 その手順は、

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ステージの至る所に隠されたチップを取れば武器のロック解除
     ↓
敵を倒した時に出るマテリアルを取得
     ↓
マテリアルの数が揃えば、解除されている武器を使用可能。
感覚的には「売られている武器をマテリアルで買う」

 これによってパワーアップさせていく事が重要で、ほぼフルパワーになると、一瞬で敵を倒せるなど爽快感が凄い。また、パワーアップしないと取得できないアイテムもある。
 逆に、クリアのみならパワーアップ無しでも不可能ではないが、驚異的にシビアなタイミングを求められる。その状態でクリアするのも楽しみ方の一つ。

 つまり、このゲームのキモは、
パワーアップによって難易度とゲーム展開を自分で調整できる
 所にある。

 そのパワーアップを利用すると、アクションゲームに慣れた人ならそれほど難しいゲームではない。

見えないと楽しめないゲーム

 2種のプレイヤー両方でクリア、実績も「ノーミスで各ボスクリア」など実力的に無理なものを省いて、自分なりにやり尽くした所だが、感想。

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 第一印象が過去のゲームに似ていると書いたように、ジャンプアクションとしての醍醐味とショットで敵を倒す爽快感、ネタバレで控えるがエンディングも、このタイプの王道を突き進んでいる所が実に気持ちいい。
 その中で驚異のパワーアップと驚異の難易度を自分で調整できる、独自の面白さを持っている。

 だがその反面、それが分かりにくい・伝わりにくい欠点がある。
 どうしてもこのゲームは、

ロックマンそっくり → 難しい → パワーアップさせる → 驚異の爽快感

 という段階まで行って初めて面白さが分かるため、「そっくり〜難しい」で挫折しやすい感がある。それは、メッセージが日本語訳されていなくて分かりにくい事も要因の一つと言える。
 色々な意味で惜しいと思う。

 ある程度やり込んで気付かないと楽しめないのは、ゲームとしては失敗かも知れないが、徹底して王道を突き進む中で、別の極端な要素を組み込む、そんな試みが見えるゲームだった。

 だから、これからプレイする人に、せめてそこが見えて欲しいと願いつつ、この文章を書いた。



タグ:Xbox360 review

posted by 司隆 at 15:12 | Comment(0) | Game
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