2013年10月07日

映画「100 Yen」・ゲームの良さを海外に教えられる

 先日観た映画について。

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100 Yen: The Japanese Arcade Experience
(海外の公式ページ)

 これは、日本のゲームセンターに焦点を置いたドキュメンタリー映画で、製作はカナダの会社。
 製作前からネットを通じて資金提供を募るなど、ゲーマーの間では話題になっていた。

 これが完成してDVDやネット有料配信の形で発売されているが、全て海外のみ。
 そのため、私は輸入版を扱っているトレーダー4号店カオス館で購入。DVDは日本語字幕入り。

トレーダー4号店カオス館の商品ページ

 今も在庫があるらしい。

当たり前に驚かされる

 映画の内容は、日本のゲームはスペースインベーダーから始まるという歴史を語ってから、大きく分けて前後半に分かれる。

 前半はゲームのジャンル、シューティング、格闘、音ゲーについて。後半は、日本のゲームセンター事情について。
 それらがどうやって発展して、現在たどり着いたか。業界やプレイヤーの方達のインタビューを中心に、日本のアーケードゲームというものを紐解いていく。

 私が特に興味を持ったのは後半。ここでは、アメリカのアーケード市場の歴史と比較して語られる。
 私達のよく知っている日本のゲーセンが紹介されるが、実はこれらは、アメリカと全く違う方向を進んでいる事、そしてビジネスとして成り立つ形を長年にわたって作ってきた事を知る。

 特に、海外の方のコメント「日本のゲームセンターの店員は規則正しくて、まるでカジノみたいだ」に驚かされる。

熱く誇れる文化

 全体的な感想としては、インタビューが中心のために、色々なものがダイレクトに受け取れる感覚がある。
 インタビューされるのは主に制作者、店の経営者、プレイヤーという、アーケードゲームを発展させてきた人達。みんなの姿や思いが見え、そこから「日本のアーケードゲーム」とは何かが見えてくる。

 私はゲームを、スペースインベーダーの時代から続けてきただけに、それらを見て知ってはいるが、それと違う視点も多く、今まで自分が見てきたものを改めて、そして新しいものとして見えたと思う。
 そんな、人々の熱意が実に丁寧に描かれている、いい映画だったと思う。

 ただ、特に前半はかなりコアでマニアックな所を描いた部分が多く、私のようなゲーマーは楽しめたが、一般の人はどれだけ楽しめるだろうかという疑問は残る。

 スペースインベーダーが登場して35年、日本のアーケードゲームが始まって35年経ったと言っていいと思うが、歴史としては短い中で、人が作って発展させてきた。
 そんな、世界に誇れる文化の中にいて味わう事ができた自分は幸運だったのだろうか。そんな事も思った。



タグ:100 Yen review

posted by 司隆 at 14:01 | Comment(0) | Movie / Music / TV
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