2013年01月03日

CD-ROMに時代を見る・2:ライザンバー I〜III

 先日書いた記事、「CD-ROMに時代を見る・1:PCE版ダラとグラII」で、CD-ROMの曲タイトルリストとそのゲームについて書いていたが、引き続き、今回はこのゲームについて書いてみる。

20130103-01.jpg

 データウエストより、1990年に富士通のパソコン FM TOWNS用として出た「ライザンバー」、1991年にNECのゲーム機 PCエンジン用として出た「ライザンバーII」、1992年に出た「ライザンバーIII」。
 横スクロールシューティングゲームとして、特殊な操作と高い難易度、STGとしては派手さも無くストイックなど、特徴的な内容にファンも多い。
 これもCD-ROMディスクに収録されたBGMがゲーム中に演奏されるが、そのトラックリストを掲載。

FM TOWNS版「ライザンバー」
CD-ROMトラック

Noタイトル
01データトラック(再生不可)
02Opening
03RAYXANBER(Stage 1)
04Last Party(Stage 2)
05Shut Up(Stage 3)
06Shake Off(Stage 4)
07Be Mad(BOSS)
08Cross Walk(Not Use)
09Space War(Stage 5)
10Swear(Stage 6)
11Excursion(Stage 7)
12Follow(Last Stage)
13She Had A Smile On Her Face(Ending)
14DATA WEST
15データトラック?(無音)

PCエンジン版「ライザンバーII」
CD-ROMトラック

Noタイトル
01CD-ROM2警告アナウンス
02データトラック(再生不可)
03Opening
04RAYXANBER(Stage 1)
05Stage 2
06Stage 3
07Stage 4
08Stage 5
09Last Stage
10Boss
11Ending
12Stage Clear
13Not Use
14Game Over
15Last Stage Clear

PCエンジン版「ライザンバーIII」
CD-ROMトラック

Noタイトル
01CD-ROM2警告アナウンス
02データトラック(再生不可)
03DATA WEST(Not Use)
04Opening
05Stage 1
06Stage 2
07Stage 3
08Boss
09Stage Clear
10Game Over(High Score)
11Game Over
12Stage 4
13Stage 5
14Last Stage
15Last Stage Clear
16RAYXANBER(Ending)
17Not Use
18データトラック(再生不可)

ライザンバーの曲について

 I〜IIIを並べてみると、FM TOWNS版の初代のみ曲タイトルが付いているが、何とマニュアルに書かれているという。
 シリーズを通して、必ず1曲は未使用曲が入っていて、ゲームのタイトルでサウンドテスト、もしくはCDプレイヤーで再生しないと聴けない。Iのタイトルリストといい、音楽へのこだわりだろうか。

 初代の14トラック「DATA WEST」とは、ゲーム起動前に表示される、このメーカーのロゴ画面の音楽。ゲーム機の起動画面のようなもので、データウエストのFM TOWNS用ゲームには必ずこれが付いていた。
 それが、音楽のみIIIでも聴けるのは、元々付ける予定だったのか、何かのこだわりか。

 初代、IIの1面の曲タイトルは「RAYXANBER」。言わばゲームのテーマ曲だが、IIIではエンディングに使われている。
 初代、IIをプレイしてきた人にとって、IIIでは1面目でこの音楽が無いと思っていたのが、クリアしてエンディングで初めてこの音楽が聴ける。少し感動的な演出の一つだった。

 そして、このCDを録音する時の苦労話。

 CDからはPC用のソフトを使ってmp3などの音楽データに変換するが、ライザンバーIIIの最後に収録されている未使用曲のみ問題がある。
 17トラックが未使用曲、18トラックがデータだが、17トラックの最後に少しだけデータが乗っていて、普通にやると録音不可、もしくは曲の最後でソフトがハングアップするというとんでもない事態に。
 そのため、17トラックのみ曲の時間を計って、その1〜2秒前で停止するように設定して無理矢理録音していたという。もちろん、それができるソフトを使って。

 そんな色々な思いや苦労をして録音した、私にとって思い出の音楽の一つ。

ライザンバーというゲームについて

 この機会に、私のライザンバーについての思いを書いてみる。

 私はFM TOWNS本体を購入した時、一緒に買ったゲームがライザンバー。つまり私にとって、FM TOWNSで初めて起動したゲームがこれ。
 PCエンジンのCD-ROMロムロムを購入した時も最初に買ったのがライザンバーII。IIIは発売日に買いに走ったという。

 そんな、シリーズを通してのファンだが、ゲームの特徴として常に言われる「難易度」について。

 私はゲームをプレイして、面白い、そして続けてプレイしたくなる要素の一つに、「見えるかどうか」があると思う。
 難しくても、どこかに突破するための道筋が見えればそれを目指す。

 ライザンバーは難易度が驚異的に高い。しかしそれは、敵の攻撃に対してプレイヤーに高い操作テクニックを求めたり、覚えないといけない場面が全てと言っていい。
 つまり、難しくても「このタイミングで動いて敵の攻撃を避ければ突破できる」という道筋は見える、目標が見えるからまた挑戦できる。
 難しいゲームではあっても、決して「難解なゲーム」ではないと言う事。それが、私が好きな所。

 まあでも、私も実際クリアしたのはIIIのみで、I、IIも相当の時間プレイしたのだが、自力では無理だった。当時はそれでも徹底して続けられる忍耐力もあったのだろうか、ゲームとはそんなものという時代だったからか。
 どのみち、今はここまで特徴的なゲームは出せないだろうし、私自身も続けられないと思う。当時だからできた、一つの時代だったかもしれない。




posted by 司隆 at 10:41 | Comment(0) | Game
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