2011年11月19日

京都でアートを味わう

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 写真は京都鴨川、いつ来てもきれいな風景。
 先日は京都に出かけていたが、これを見るため。

文化庁メディア芸術祭 京都展「パラレルワールド・京都」

 アートの展示会だけど、HPに書かれている概要としては、
「アート・エンターテイメント・アニメーション・マンガと様々なジャンルを、メディア芸術の顕彰と鑑賞の機会の提供を目的に開催」
 会場は3館、京都府京都文化博物館ではアニメーション等の上映、京都芸術センターではアートの展示、京都国際マンガミュージアムではマンガに関するものが展示されている。
 その中で、アート展示を見る目的で、京都芸術センターに足を運んでいた。

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 会場は、もともと廃校になった学校の建物をそのまま使っているようで、廊下、各部屋、グラウンドと、学校の雰囲気が全くそのまま残っている。

 展示物等について公式HPの紹介に書かれているが、見たものとしては、
 部屋の中に大量のiPod touchが紐でぶら下がっていて、それぞれの画面をタッチすれば様々な音を奏でる作品。スクリーンにプロジェクターで水面が映し出され、そこに手をかざすとセンサーが検知して映像に反映される作品など。

 それらが各部屋(教室や講堂と言っていい)、廊下や階段などに展示されているが、中には水道にポンとスクリーンに映し出された作品が展示されていたり、あまりに溶け込んでいて、紹介パネルが無いと分からない物もあった。

 そんな作品の数々は、今の技術をアートに取り入れようと色々と模索しているようで、そのエネルギーみたいなものを実感できた。

 だが、私が中で一番印象的だったのが、クワクボリョウタ氏の作品、
10番目の感傷(点・線・面)

クワクボリョウタ氏のHP紹介ページ(ムービーあり)

 真っ暗な部屋の中で明かりを付けた鉄道模型がゆっくりと走る。線路の途中に置かれた様々なオブジェが影となって壁に映し出される。
 オブジェはどれも、ただの模型や洗濯ばさみ、ボール網などの日用品ばかりだが、壁には巨大な映像として次々と変化していく。しかもそれは模型に付けられた1個のライトによって。
 そんな普通の物だけで映像を作る見せ方と、暗闇の中でゆっくりと静かに流れる時間、そんなものを味わい、楽しませてもらった。

 様々なメディア機器を使った展示が多い中、こういうアナログな物を使った見せ方が魅力的だったのは、何とも妙というか面白い。

 この作品のアーティスト、クワクボリョウタ氏のHPでは、他にもアナログとデジタルを融合させたようなアートが見れる。
 こういう所に足を運んだおかげで、これからまた見たいアーティストが増えたような気がする。

おまけ

 アートとは全く関係ないおまけの話。
 鑑賞後に京都の町を歩いて見つけた、店で「準備中」の意味で書かれているプレート。

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 こういう表現、好きだなあ。




posted by 司隆 at 11:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | Art
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