2010年04月14日

げーせん

 先日に引き続き、また面白かったマンガについて。

げーせん (ミッシィコミックス)

げーせん (ミッシィコミックス)

作者:江崎 ころすけ
出版社:宙出版
発売日:2010/04/10


 小さなゲーセンの店員さんが主人公の、ゲームセンターを舞台にしたマンガ。作者がゲーセン店員さんの経験を生かして描かれているそうな。
 話の中にはコンパネのメンテとか、クレーンゲームのバネやアームの調整とか、店員さんでないと知らない業界話を交えながら、軽く楽しめるコメディという感じで読める。


 感想は、面白いというか、読んでて楽しい。
 業界話が随所に入ってるけど、専門的過ぎず現実的過ぎずに説明されて、難しい話は抜きに軽いノリで笑えるほのぼの系って感じ。

 と共に、一昔前のゲームセンター、小さくてお世辞にも綺麗とは言えないけど、店の中でみんなが集まって賑やかで楽しめるゲーセン。そんなものが描かれていて、読んでいてちょっと懐かしい気持ちになった。
 ゲーセンってそういう、人のふれあいとか情報交換がある場所だったって思う。最近、そういう店って少なくなったよなあ。

 そんな感じで、ゲームとゲーセンが好きな人の、ゲーセンを楽しめるマンガって言えると思う。それを知ってる人にはお勧めしたい。


 あと、このマンガについて書いておきたい事を色々と挙げてみる。

本屋には…

 この本の話を知ってすぐにコミック専門店に買いに行ったけど、どこを探しても見あたらない。
 それで店員さんに聞いて探してもらったら…、何とレディースコミックの所にあったw

 と言うのも、出版社である宙出版はレディースやBL系を主に出版しているので、そこに置かれていたらしい。
 ちなみに、出版社の本誌ページ

げーせん:宙出版

 そんなわけで、書店で購入する方はそちらの方も探してみましょう。

奇跡的な出会いと実現

 作者が後書きに描いているが、このマンガが出たそもそものきっかけは、

作者のデビュー作が、ゲーセン店員の経験を生かした4コママンガだった
     ↓
当時そのマンガを、ゲーセン店員のバイトをしていた学生が読んでいた
     ↓
その人が後に出版社に入社
     ↓
入社後、あの時ゲーセンマンガを描いた人を調べて作者を見つける
     ↓
その作者と担当者でこのマンガが実現

 という奇跡的というか、すばらしい経歴があったらしい。この話でも結構感動した。
 ちなみに、そのデビュー作は本誌に収録されている。本のカバーを外すと、

20100414-01.jpg

 何とここに掲載。この4コマもほのぼの系で楽しめるので、購入した人は必読。

某ゲームネタ?

 マンガのネタを一つ紹介する事になるけど、このページの4コマ。

20100414-02.jpg

 マンガに出てくるゲーセンの店名は「XX」というが、読み方は「ダブルエックス」「チョメチョメ」「ペケペケ」?
 で、オーナーに聞いたら「読み方は無い、開店時に店名が思い付かなくてXXにしたら、それになってしまった」

…それって完全に、19XXのタイトルが付いた経歴なんですけど。その事は19XXサントラのライナーノートに書かれている。
 作者はそれを知ってて意図的にネタにしたのか、偶然なのかは謎だが、たぶん知ってたと思う。


posted by 司隆 at 11:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | Book / Comic
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/146496008
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック