2019年05月19日

推理ADV『Return of the Obra Dinn』懐かしさの中で味わう「衝撃」、モノクロのドット絵に込めた「魅せる」要素

今回の仕事は、あまりに急だった。ロンドンの本社から200マイル以上離れたファルマス港へ出向しろというのだ。
その内容は、船の調査だ。

2019-05-19_02.jpg
海に浮かぶその船に乗り込み甲板に上がると、ボロボロになった帆が風でかすかになびく、周りに見えるのは一面の海、聞こえるのは静かな波の音。
そこに人の姿を見つける。いや、正確には「人だったもの」、白骨化した遺体が横たわっていた…。


Return of the Obra Dinn
2019-05-19_01.jpg


こんな光景が、解像度の低いドット絵、色は濃淡のない白と黒の2色のみで描かれている。それはちょうど、80年代のPC『マッキントッシュ』などで見られた映像を再現したようだ。
そんなモノクロで描かれる映像は、物静かな光景と相まって、不気味なものにも見える。

ゲームの舞台は、1800年代のヨーロッパ。1802年にロンドンを出航した商船『オブラ・ディン』号は、航海中に行方不明となり、4年経ってから突如、イングランドの港に漂流したという。
プレイヤーの職業は保険調査官。保険金査定のため、船員と乗客合わせて60人の身元確認が今回の仕事となる。
その解明には、ある人物から預かった「懐中時計」と「手記」が重要な役割を果たす。この道具を使って観察、そして推理によって謎を解き明かしていく、一人称視点のADVだ。

続きを読む...




posted by 司隆 at 14:31 | Comment(0) | Game
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。