発売元の公式サイト:コンパイルステーション
ゲームメーカーとして存在していたコンパイルから、フロッピーディスク媒体で発売されていたディスクマガジン「ディスクステーション」。そこに収録されていたゲームから数本をピックアップと共に、開発資料、当時の話などが追加されている。
また#01と付いているだけに、今後も続けて販売していく予定とのこと。
ディスクステーションは対応機種としてMSX、MSX2、PC-98版があったが、私は当時所有していたPC-98版で楽しんでいた。
このソフトの魅力は、ミニゲームやデモなど毎号収録されているコンテンツの数々だが、ユーザーからのお便りコーナー、テーマ企画を設けた投稿、ゲームのスコアアタックなど、ユーザー参加型の企画も大きな要素だった。
投稿は主に、フロッピーディスクや封書・葉書の郵送で募集という、今のネットで書き込むだけの感覚からすれば大変な手間だが、当時はそんな時代と共に、逆に手間がかかるから面白い感覚があったことも覚えている。

でも今回のDS Reを見ると、ユーザー投稿の募集はしていない、ゲームも、エミュレータによる再録のみで新作は無しと、実際に触れてみると、少し寂しいものがある。
でもそれらを実現するには、新しいものを企画・開発しないといけないので、現状では難しいのも事実。インタビューや資料など現状でできる形で、あくまで当時のものを振り返るという楽しみ方になると思う。
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